飲食店の「値上げの伝え方が決まらない」
をWebサイトで解決する方法
仕入れが上がっても値段を据え置いたまま、伝え方が決まらずに先延ばしになる。当日の貼り紙で知らせると、通ってくださっている方ほど驚かせてしまいます。この課題は、ホームページの設計で塞げます。制作費は10万円(税込)から、構成によって決まります。写真と原稿がそろっていれば2週間ほどで公開できます。
なぜ「値上げの伝え方が決まらない」が飲食店の課題になるのか
掲出は、改定日の1ヶ月前を下限に考えます。来店の間隔が空く方にも、値段が変わる前に一度は店で会う機会を作るためです。月に一度の方なら、それでようやく一回です。宴会やコースの予約を先に受けている場合は、その分をどちらの値段で受けるかを決めておきます。予約時の値段で通すなら、掲出にもその一行を入れておきます。
VOLTの解決アプローチ
いつ、何を、いくらに、なぜ、を書いた掲出を作ります。店頭とメニューとサイトで同じ日に出す段取りまで、あわせてご用意します。
「値上げの伝え方が決まらない」解決のステップ
知らせる時期を先に決める
掲出は、改定日の1ヶ月前を下限に考えます。来店の間隔が空く方にも、値段が変わる前に一度は店で会う機会を作るためです。月に一度の方なら、それでようやく一回です。
書く5つのこと
改定日。「◯月◯日のご来店分から」と書きます。先に受けている予約をどう扱うのかも、この行のすぐそばに置きます。日付だけが独り歩きしないようにします。
三か所を同じ日に直す
出す場所は店頭、メニュー、サイトの3つです。どれか一つに古い値段が残ると、見た方はどちらが本当かを考えることになります。値段で迷わせると、会計まで引きずります。
知らせる時期を先に決める
掲出は、改定日の1ヶ月前を下限に考えます。来店の間隔が空く方にも、値段が変わる前に一度は店で会う機会を作るためです。月に一度の方なら、それでようやく一回です。
宴会やコースの予約を先に受けている場合は、その分をどちらの値段で受けるかを決めておきます。予約時の値段で通すなら、掲出にもその一行を入れておきます。
当日の貼り紙だけで済ませると、会計のときに初めて知る方が出ます。金額そのものより、聞いていなかったということのほうが後に残ります。伝える順番を先に決めておきます。
いったん出した日付は動かしません。延ばすと、先に知って早めに来てくださった方だけが割を食います。前倒しも同じで、掲出と違う金額を当日に出さないようにします。
書く5つのこと
改定日。「◯月◯日のご来店分から」と書きます。先に受けている予約をどう扱うのかも、この行のすぐそばに置きます。日付だけが独り歩きしないようにします。
対象と新しい値段。全品なのか一部なのかをはっきりさせます。一部なら、変わる品の名前と新旧の値段を並べます。並べたほうが、上げ幅をその場で確かめられます。
理由。「原材料と人件費の高騰」で止めず、何が上がったのかを書きます。仕入れている牛肉なのか、揚げ油なのか、光熱費なのか。読んだ方が思い浮かべられる言葉にします。
据え置く品。看板にしている一品を今回は動かさないなら、それも書きます。全部を上げたわけではないこと、どこを守ったのかが伝わります。書かなければ気づかれません。
三か所を同じ日に直す
出す場所は店頭、メニュー、サイトの3つです。どれか一つに古い値段が残ると、見た方はどちらが本当かを考えることになります。値段で迷わせると、会計まで引きずります。
紙のメニューは刷り直しに日数がかかります。刷り上がる日から逆算して掲出の日を決めます。間に合わない期間は、差し込みの1枚を挟んで価格の欄を書き換えます。
サイトと地図の側も同じ日に直します。グルメサイトに載せたコースの金額、Googleビジネスプロフィールのメニュー欄、予約フォームの選択肢。この3つが残りやすい場所です。
掲出は改定日を過ぎてもしばらく残します。間隔の空く方が、次に来たときに目にできる状態にしておきます。剥がすのは、通ってくださる方が一巡してからにします。
値上げのあとに来る問い合わせへの備え
掲出を出すと、電話やメッセージで質問が届きます。答える人によって言うことが変わらないよう、返す言葉を一枚にまとめて店に置いておきます。
よく来るのは、いつからか、予約済みの分はどうなるか、コースの中身は変わるか、の三つです。この三つの答えを先に決めて、同じ紙に書いておきます。
値段が上がったことへの不満も届きます。言い返さず、掲出に書いた理由と同じ言葉で返します。人によって説明が違うと、話が長くなります。
電話に出るのは社員だけとは限りません。入って間もない方が取ることを前提に、そのまま読み上げられる文にしておきます。
常連にどう伝えるか
通ってくださる方には、掲出より前に口頭で伝える機会を作ります。会計のときに一言添えるだけでも、貼り紙で初めて知るのとは受け取り方が変わります。
伝える言葉は、詫びだけで終わらせません。何を続けるために上げるのかを短く添えます。量を減らさない、産地を変えない、といった守るものの話です。
回数券や前売りの食事券を出している場合は、すでに売った分の扱いを決めます。期限まで前の値段で受けるなら、そのことを券の持ち主へ伝えます。
通ってくださる方は、他のお客様へ説明する側に回ることがあります。だから、店の言い分を正確に知っている状態にしておきます。
据え置く品の決め方
全品を同じ幅で上げると、看板の品まで高く見えます。何を据え置くかを先に決めてから、残りの上げ幅を組み立てます。
据え置く候補は、注文が集まっていて、近所の店と比べられやすい品です。多くの方が値段を覚えている品ほど、動かしたときに気づかれます。
原価が上がっている品を据え置くなら、量や付け合わせを変えずに続けられるかを確かめます。黙って減らすと、値上げそのものより後に残ります。
据え置きをいつまで続けるのかも、店の中では決めておきます。次に見直す時期を先に置いておくと、その場しのぎになりません。
そのまま使える形にしておく
店頭に貼る文面は短くします。「◯月◯日より、一部のお品書きの価格を改定いたします。◯◯(据え置く品)は据え置きます。これからも変わらずお出しします」。この3文で足ります。
サイトのお知らせは、対象と日付をはっきり書きます。「◯月◯日のご来店分から、下記の価格を改定いたします」と書き、変わる品と新しい値段を並べます。先に受けている予約の扱いも、同じ場所に書きます。
理由は1文だけ入れます。「◯◯(仕入れ品目)の価格が上がっているため」と、何が上がったかを書きます。「諸般の事情により」だけだと、何も伝わりません。
3つの面で言い回しを変えないことも大切です。店頭とサイトで書き方が違うと、どちらが本当か分からなくなります。同じ文を使い回して構いません。
そのまま使える掲出の文
店頭の貼り紙。「いつもご利用いただきありがとうございます。◯月◯日(◯)のご来店分より、一部のお料理の価格を改定します。◯◯(品名)は◯◯円から◯◯円となります。」
理由は続けて短く書きます。「◯◯(仕入れている品目)の仕入れ価格が上がっており、量と産地を変えずにお出しするための改定です。」何が上がったのかを、品目の名前で書きます。
据え置く品があるなら、同じ紙に入れます。「◯◯(品名)は、これまでどおりの価格でお出しします。」書かなければ、全部が上がったものとして受け取られます。
メニューへ挟む1枚は、これを短くします。「◯月◯日より、◯◯を◯◯円に改定しました。」サイトのお知らせには、改定日と対象と理由の3つを、同じ言葉で載せます。
掲出日から逆算する段取り
先に決めるのは改定日ではなく、掲出を出す日です。改定日から遡って、刷り物の出来上がる日と、店の中で共有する日を置きます。ここが決まると、残りは順に埋まります。
いちばん動かせないのが、紙のメニューの出来上がる日です。頼んでから届くまでの日数を確かめて、その日より後ろへ掲出日を置きます。間に合わない期間の差し込みも、同じときに頼みます。
店の中で共有するのは、掲出の前日までにします。掲出を見た方は、その日から店の人に聞きます。知らされていない人が答えると、掲出と違う説明がその場で出ます。
文字として直せない場所は、いちばん早く手を付けます。看板、店頭の見本、メニューを写した画像。写真の中に入っている値段は、撮り直しか差し替えが要ります。
飲食店の他の課題
飲食店のWeb制作
この話の続き
「値上げの伝え方が決まらない」に関するよくある質問
知らせる時期を先に決める、とはどういうことですか?+
書く5つのこと、とはどういうことですか?+
三か所を同じ日に直す、とはどういうことですか?+
「値上げの伝え方が決まらない」を解決しませんか?
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