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手が離せない時間も、予約を受け取れます。

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予約が逃げるのは、店がいちばん忙しい時間です。

電話が鳴っているのは分かっていた。でも、手が離せなかった。飲食店の予約は、この一回で消えます。

閉店後に「今から行けますか」と思った人も同じです。電話がつながらなければ、その人は別の店に行きます。

やっかいなのは、逃げた予約が記録に残らないことです。売上にならなかったこと自体に、あとから気づけません。だからまず、自分の店がどこで逃がしているのかを、業態ごとに一つずつ見ていきます。

電話が鳴る量

店に人がいる時間

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棒が高いところが、電話がいちばん鳴る時間です。下の帯は店に人がいる時間で、山はその中にすっぽり入っています。いちばん鳴る時間が、いちばん手が離せない時間だということです。帯の外に来た「今から行けますか」は、店が開くまで誰も受け取れません。閉店後なら、翌日までです。

横は0時から24時までの1日です。形は昼と夜の二部営業の店の一例で、棒の高さは多い少ないの関係だけを表しています。件数ではありません。実際の山と営業時間は、業態と立地で変わります。

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業態が違えば、逃げる場所も違います。

同じ飲食店でも、予約が消える瞬間は同じではありません。下の表は、この記事で扱う七つの業態について、どこで逃げているかを一枚にしたものです。

席を長く押さえる業態は、総額が先に読めるかどうかで決まります。居酒屋・宴会、寿司・和食・割烹、イタリアン・フレンチ。幹事も、記念日の一人も、電話をかける前に何店かを並べて比べています。

焼肉・ステーキ、カフェ・ベーカリー、ラーメン・定食・食堂は、空いている時間や中の様子が外に出ていないところで止まります。バー・専門店は、値段が読めない店の扉を、初めての人が開けません。

自分の店に当てはまる行が、たぶん一つはあったはずです。塞ぐ順番は、そこから決めます。

業態ごとに、この記事の本文で挙げた予約の逃げ方を示した表
業態総額様子時間条件入口
居酒屋・宴会総額 が当てはまる様子 は当てはまらない時間 は当てはまらない条件 が当てはまる入口 が当てはまる
焼肉・ステーキ総額 が当てはまる様子 が当てはまる時間 が当てはまる条件 は当てはまらない入口 は当てはまらない
寿司・和食・割烹総額 が当てはまる様子 が当てはまる時間 は当てはまらない条件 が当てはまる入口 は当てはまらない
カフェ・ベーカリー総額 は当てはまらない様子 が当てはまる時間 が当てはまる条件 が当てはまる入口 は当てはまらない
ラーメン・定食・食堂総額 が当てはまる様子 は当てはまらない時間 が当てはまる条件 は当てはまらない入口 が当てはまる
イタリアン・フレンチ総額 が当てはまる様子 が当てはまる時間 は当てはまらない条件 が当てはまる入口 は当てはまらない
バー・専門店総額 が当てはまる様子 が当てはまる時間 が当てはまる条件 は当てはまらない入口 は当てはまらない
  • 総額 コースや飲み放題まで含めた総額、チャージ、価格帯が事前に読めない
  • 様子 店内・席・料理の写真が足りず、中の様子が見えない
  • 時間 営業時間や定休日が最新でない。空いている時間帯を案内できていない
  • 条件 団体の可否、個室の有無、記念日の対応、持ち帰りの可否が分からない
  • 入口 地域名で探しても見つからない。連絡手段が電話しかない

塗った四角が当てはまる欄です。この記事がその業態について挙げている三つを写しています。深刻さの順位でも、件数でもありません。付いていない欄が起きないという意味でもありません。

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逃げ方は、二種類あります。

一つは、受け取れなかった予約です。行きたいと思ってもらえたのに、受け取る窓口がなかった場合です。

もう一つは、選ばれなかった予約です。窓口はあったのに、そこまで進んでもらえなかった場合です。

前者は仕組みで塞ぎます。後者は写真と言葉で塞ぎます。この記事は前者を中心に書きますが、後者にも最後に触れます。片方だけ直しても、もう片方から抜けていくからです。

行きたい、と思ってもらえた

受け取れなかった予約

窓口が無かった

  • 手が離せなかった
  • 営業時間の外だった
  • 連絡手段が電話しかなかった

仕組みで塞ぐ(①〜④)

選ばれなかった予約

そこまで進んでもらえなかった

  • 総額が読めない
  • 店の中が見えない
  • 店のよさが伝わらない

写真と言葉で塞ぐ

左右の幅は同じにしてあります。二つのどちらが多いかは、店によって違います。この記事が中心に書くのは左側で、右側には最後に触れます。

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① Web予約。閉店後の「今から行きたい」を受け取る。

24時間いつでも予約を受けられる窓口を、自分の店のサイトに置きます。

効くのは二つの時間帯です。ひとつは営業中。手が離せず、電話に出られない時間です。もうひとつは閉店後。店の電気が消えてから、スマホで店を探している人がいます。

この二つは、電話だけの受付では構造的に取れません。人手を増やしても取れません。窓口の形を変えるしかない部分です。

もう一点、グルメサイトを通さずに自分のサイトから入った予約には、送客手数料がかかりません。その分が、そのままお店に残ります。

電話だけで受けている場合

Web予約を足したあと

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上の帯の、塗っていないところが、電話では受け取れない時間です。閉店後の「今から行けますか」は、ここに来ます。開店前に翌日の相談を決める人も、ここです。人手を増やしても、上の帯はこれ以上広がりません。窓口の形を変えるしかない部分です。

帯は0時から24時までの1日です。塗ってあるところが受け取れる時間、枠だけのところが受け取れない時間で、濃さに意味はありません。営業時間は昼と夜の二部営業の一例で、実際の時間は店によって違います。

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② タップ電話。電話で決めたい人を、そのまま通す。

Web予約を入れても、電話をなくしてはいけません。

「今日の18時、4人、入れますか」を、文字で入力するより声で聞きたい人がいます。当日の急な予約ほどその傾向が出ます。

スマホからワンタップで発信できるボタンを、画面の下に常時出しておきます。番号を長押しでコピーして、電話アプリに貼り直す。この二手間で、かなりの人が止まります。

電話予約が主のお店でも構いません。むしろ電話が主だからこそ、タップ一回で鳴る状態にしておく価値があります。

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③ LINE。予約のあとも、つながったままにする。

Web予約と電話は、その一回を受け取るための窓口です。LINEは、次の一回をつくるための窓口です。

サイトに友だち追加ボタンを置き、予約、クーポン、再来店のお知らせまで接続しておきます。予約が終わった時点で関係が切れる形にしません。

一度来た人に届けるほうが、まだ来ていない人に届けるより安く済みます。新メニュー、季節の入れ替え、臨時休業。この案内が届く相手が店の資産になります。

Web予約・タップ電話

LINE

  • 思い立つ
  • 予約する
  • 来店
  • そのあと
  • 次の一回

Web予約とタップ電話が受け持つのは、思い立ってから予約が決まるまでです。予約が終わった時点で、そこから先の連絡先は残りません。LINEは、来たあとも、次に思い立つときまでつながったままにする窓口です。

横は予約の一回ぶんの段取りで、時間の長さではありません。五つの区画は同じ幅で描いています。どの区画が長いかは、店とお客様によって違います。

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④ 無断キャンセル対策。空いた席を、そのままにしない。

窓口を増やすと、予約は受けやすくなります。同時に、来ない予約も受けやすくなります。ここを放っておくと、Web予約を入れたことが裏目に出ます。

一つは、キャンセルポリシーを予約画面に先に出すこと。何日前まで無料か、当日連絡なしの場合はどうなるか。席を空けたまま損をする回数を減らせます。

もう一つは、事前決済です。コースや宴会、記念日の予約など、席を長く押さえる予約ほど効きます。当日の会計も軽くなります。

全部の予約に付ける必要はありません。人数が多い予約と、コース予約だけに付ける形から始められます。

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四つを、どう組み合わせるか。

四つとも同じ重さで入れる必要はありません。業態によって、先に効くものが違います。下の表は、この記事が先に入れることをすすめている窓口です。

Web予約が先に来るのは、席を長く押さえる予約が中心の業態です。居酒屋・宴会、焼肉・ステーキ、寿司・和食・割烹、イタリアン・フレンチ。人数と総額を先に読める形にしてから受けます。日にちも人数も先に決まる団体と記念日には、事前決済を組み合わせます。

タップ電話は、声で確かめたいことが残る業態に効きます。おまかせの相談、持ち帰りの可否、チャージの確認。LINEが向くのは、空いている時間や予約注文を知らせたい業態です。

どれから入れるかは、いまの店の受け方で変わります。全部を一度に入れないほうが、費用も運用も軽く済みます。

業態ごとに、先に入れると効きやすい窓口を示した表
業態Web予約タップ電話LINE事前決済
居酒屋・宴会Web予約 を先にタップ電話 は先にしないLINE は先にしない事前決済 を先に
焼肉・ステーキWeb予約 を先にタップ電話 は先にしないLINE を先に事前決済 は先にしない
寿司・和食・割烹Web予約 を先にタップ電話 を先にLINE は先にしない事前決済 は先にしない
カフェ・ベーカリーWeb予約 は先にしないタップ電話 を先にLINE を先に事前決済 は先にしない
ラーメン・定食・食堂Web予約 は先にしないタップ電話 を先にLINE は先にしない事前決済 は先にしない
イタリアン・フレンチWeb予約 を先にタップ電話 は先にしないLINE は先にしない事前決済 を先に
バー・専門店Web予約 は先にしないタップ電話 を先にLINE を先に事前決済 は先にしない

塗った四角は、この記事が先に入れることをすすめている窓口です。塗っていない窓口が要らないという意味ではありません。いまの受け方によって順番は変わります。

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選ばれなかった予約は、写真と料金表で塞ぎます。

窓口を四つそろえても、そこまで進んでもらえなければ意味がありません。

コースと宴会プランは、人数、時間、飲み放題の有無、税込の総額まで書き切ります。幹事は電話をかける前に比べています。ここが曖昧な店は、比べられる前に外れます。料金表も、値段より先に「何が出てくるか」が読める並びに直します。

写真は、いちばん差が出るところです。料理も、店内も、実物より安っぽく写っていることがほとんどです。何をどの角度で撮るかから、一緒に決めます。

カウンター、個室、座敷、テラス。どんな席があるかも写真で見せます。「どんな店か分からない」が消えると、初めての人が予約に進めます。

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窓口は、正しい情報の上でしか動きません。

営業時間と定休日を、地図に出ている情報とサイトで一致させます。食い違っていると、それだけで来店を一つ失います。Googleビジネスプロフィールとサイトを同じ内容にそろえておきます。

最寄り駅からの道順、目印、駐車場の有無まで書きます。たどり着けないで消える来店も、予約を逃したのと同じです。

飲食店のサイトは、ほとんどがスマホから、しかも移動中に見られます。スマホでの見え方を基準に設計し、料理写真を多く載せても速く出るようにします。

検索の順位を約束することはできません。地域名と料理名で探されたときに、営業時間も価格も正しく出る状態にすることまでが、こちらでやれることです。

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費用と、公開までの期間。

制作費は10万円(税込)から。構成によって決まります。

構成を決めた時点で総額が決まります。修正は3回まで無料です。

金額が動くのは、ページや機能の追加、サイト全体の構成の変更、承認済みの工程のやり直しなど、決めた仕様を超えるご依頼をいただいたときです。着手の前に改めてお見積もりをお出しします(利用規約第63項)。

写真と原稿がそろっていれば2週間ほどが目安です。

グルメサイトのような月額の掲載料はかかりません。予約1件ごとの送客手数料もかかりません。

飲食店だけを作っているので、何が要るかをゼロから聞き出す時間がかかりません。省いているのは聞き出す時間で、設計は省きません。

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先に答えておきます。

気になっているところだけ、開いてください。

  • いまの予約システムは、そのまま使えますか。

    使えます。お使いの予約サービスと連携させて、予約の受け口だけを自分のサイト側に増やす形にします。台帳は一つのままです。現場が見る画面が二つに増えると、どこかで取り違えが起きるので、増やすのは入口だけにします。いま電話だけで受けている場合も、いきなり全部を切り替える必要はありません。まず一本、24時間受けられる道を足すところから始められます。どのサービスをお使いかによって、つなぎ方は変わります。相談のときに、いまの受け方を教えてください。

  • 四つ全部を入れないといけませんか。

    必要ありません。業態と、いまの受け方によって、先に効くものから入れます。全部盛りにはせず、いま効くものから順番に並べます。

  • 事前決済を入れると、お客様が予約をやめませんか。

    全部の予約に付ける必要はありません。人数の多い予約とコース予約だけに付ける、といった形にできます。どこまで付けるかは相談のときに決めます。

  • グルメサイトの掲載は、やめたほうがいいですか。

    やめる必要はありません。掲載を切れば、そのぶんの送客が消えます。まず自分のサイトに直接入る道を一本つくって、直接予約の割合を少しずつ増やしていく形がいちばん安全です。減らすかどうかを考えるのは、直接入る道が動き始めてからで間に合います。

  • 公開したあと、自分で直せますか。

    CMSを入れておけば、写真もメニューも価格も、スマホから差し替えられます。営業時間の変更や臨時休業のお知らせも、その都度費用はかかりません。ただし、更新の内容によっては静的サイトをご提案することがあり、その場合の更新は当社で承ります(軽微な修正で15,000円(税込)から)。

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塞ぐ順番は、店ごとに違います。

業態も、いまの受け方も、忙しい時間帯も店ごとに違います。だから、どこから塞ぐかも店ごとに変わります。

①から④を全部そろえるより、いま逃げているところに一つ当てるほうが、費用も運用も軽く済みます。まだ何も決まっていない状態からで大丈夫です。いまサイトが無くても、他社で作ったものがあっても構いません。

続けて読む

グルメサイトの手数料と、直接予約

掲載料と送客手数料は別のお金です。掲載をやめる話ではありません。載せたまま、自分の店のサイトから入る予約の割合をどう上げるか。順番だけ書きました。

料理写真で、選ばれる

同じ料理でも、写真では実物より安く見えることがあります。原因は光と角度と背景に絞れます。スマホでどこまでやれるか、人に頼むなら何で決めるか。

どの窓口から塞ぐか、30分で決めます。

いま予約がどこから何件入っているか、電話に出られない時間がいつか。その2つを伺えば、どの窓口から塞ぐかを30分でお出しします。

30分・無料で相談する

オンラインで30分・費用はかかりません・その場で契約は求めません

いまサイトが無くても、他社で作ったものがあっても大丈夫です。