飲食店の「外国のお客様に伝わらない」
をWebサイトで解決する方法
写真だけで選び、指をさして注文する。何が入っているか伝わらないまま出した一皿が、宗教や体質の事情と食い違うことがあります。この課題は、ホームページの設計で塞げます。制作費は10万円(税込)から、構成によって決まります。写真と原稿がそろっていれば2週間ほどで公開できます。
なぜ「外国のお客様に伝わらない」が飲食店の課題になるのか
土台にするのは英語、中国語の簡体字、中国語の繁体字、韓国語の4つです。簡体字と繁体字は別の文字なので、片方だけを置くと読みにくい方が出ます。すべての言語を最初からそろえなくても構いません。英語を丁寧に作ってから、来店の多い順に足していきます。中途半端な訳を四つ並べるより、一つが正確なほうが伝わります。
VOLTの解決アプローチ
英語、中国語の簡体字と繁体字、韓国語の4表記を土台にします。番号と写真で口頭のやり取りが成り立つ形にして、紙とWebで内容を二重に持たないようにします。
「外国のお客様に伝わらない」解決のステップ
どの表記から用意するか
土台にするのは英語、中国語の簡体字、中国語の繁体字、韓国語の4つです。簡体字と繁体字は別の文字なので、片方だけを置くと読みにくい方が出ます。
機械翻訳のまま出すと事故る語
訳を機械にかけたまま出して困るのは、材料の名前です。豚肉、酒、みりん、出汁のかつお。食べられるかどうかを、その方が自分で判断するための材料になります。
番号を振ると口頭で注文が成り立つ
すべての品に、アラビア数字の通し番号を振ります。言葉が通じなくても「ナンバー12」で注文が成り立ちます。身を乗り出して指をさす姿勢を、お互いに取らずに済みます。
どの表記から用意するか
土台にするのは英語、中国語の簡体字、中国語の繁体字、韓国語の4つです。簡体字と繁体字は別の文字なので、片方だけを置くと読みにくい方が出ます。
すべての言語を最初からそろえなくても構いません。英語を丁寧に作ってから、来店の多い順に足していきます。中途半端な訳を四つ並べるより、一つが正確なほうが伝わります。
増やすほど、値段を変えたときに直す面が増えます。ここを軽く見て広げると、あとから古い金額の残る言語が出てきます。直す手順まで決めてから足していきます。
どれを出すかは、店の立地と実際に来ている方で決めます。近くのホテルやターミナル、周りの店が何語を出しているか。見てから決めると外れにくくなります。
機械翻訳のまま出すと事故る語
訳を機械にかけたまま出して困るのは、材料の名前です。豚肉、酒、みりん、出汁のかつお。食べられるかどうかを、その方が自分で判断するための材料になります。
「出汁」は、置き換えた訳語から魚が入っていることを読み取れない形になりがちです。かつお、いりこ、昆布のどれを使っているかまで書きます。うどんやそばのつゆも同じです。
アレルギーの表記も同じです。えび、かに、そば、卵、乳、落花生、くるみ、小麦。自店で使うものだけでも、日本語と訳文を突き合わせて、抜けていないかを確かめます。
訳したあと、その言語を読める方に一度目を通してもらいます。翻訳の会社でも、通っているお客様でも構いません。出す前に一人挟むだけで、目立つ取り違えは減ります。
番号を振ると口頭で注文が成り立つ
すべての品に、アラビア数字の通し番号を振ります。言葉が通じなくても「ナンバー12」で注文が成り立ちます。身を乗り出して指をさす姿勢を、お互いに取らずに済みます。
番号は日本語のメニューと同じものにします。ホールが受けた番号をそのまま厨房へ通せるので、聞き返しが減ります。言語ごとに別の番号を振ると、この利点が消えます。
一品につき、写真と番号と主な材料の3点を並べます。文章の説明は短くします。読ませるより、見て選べる形を先に作ります。凝った文は、そろえる言語の数だけ手間になります。
紙とWebを別々に作ると、値段を変えたときに片方へ古い金額が残ります。同じ内容から紙とWebの両方を出せる形にしておくと、直す場所が一か所で済みます。
紙とWebのどちらから直すか
品や値段を変えたとき、先に直すのはWebの側です。刷り上がりを待たずに反映でき、店へ向かう前に調べる方へ先に届きます。
紙は刷り直しの間、店に古い値段が残ります。その期間は差し込みや訂正のシールで金額をそろえます。日本語の面だけ直して、他の言語を古いまま置かないようにします。
直す順番を決めておくと抜けが出にくくなります。Web、地図のメニュー欄、紙、店頭の掲示。この並びを短く書いて、厨房と事務所の見える場所に貼っておきます。
言語を増やすほど、この手順は重くなります。だから最初に、何を変えたときにどこを触るのかまで含めて決めてから、そろえる言語の数を選びます。
注文のときに指させる形
番号を振っても、卓上のメニューが手元から遠いと使われません。人数分を置くか、少なくとも卓に一枚は残る形にして、注文の間も下げないようにします。
二次元コードでWebのメニューへ飛ばす形も使えます。ただし電波の届きにくい席があると開けません。紙をなくさず、両方を置いておきます。
辛さや量の希望は、言葉より選択肢のほうが通じます。辛さを記号の段階で並べ、ご飯の量を絵で分けておくと、指でさすだけで決められます。
アレルギーの確認は口頭より紙で行います。よく聞かれる材料を並べ、はいといいえで答えられる形にしておくと、聞き取れないまま通してしまう場面が減ります。
決済と席の案内で困る場面
注文が通っても、支払いの場面で止まることがあります。使えるカードとコード決済、現金だけかどうかを、入口とレジの前の両方に出しておきます。
席の案内も同じです。カウンターだけの店、靴を脱ぐ店、喫煙の扱い。入ってから伝えると断りにくいので、面と入口の両方へ先に書いておきます。
お通しは、説明のないまま出すと注文していない品として受け取られます。席にかかる料金であることと金額を、注文を受ける前に見せます。
会計を分けられるかどうかも先に書きます。人数の多い組が来たときに、レジの前で長く相談させずに済みます。
自治体が無料で用意している仕組み
東京都は「EAT TOKYO 多言語メニュー作成支援ウェブサイト」を無料で公開しています。都内に住所のある飲食店が対象で、12言語に訳された用語から選んでメニューを組み立てられます。
一つのメニューに載せられるのは5言語までです。写真と原材料の欄があり、宗教戒律とアレルギーの表示、35種のピクトグラムも使えます。印刷用のデータも取り出せるので、紙の側にも回せます。
同じ仕組みは東京都以外にもあります。和歌山県は「EAT WAKAYAMA」を出していて、14言語に対応します。店のある自治体の名前とあわせて調べると、使えるものが残っていないかが分かります。
東京都は「飲食店向け多言語コールセンター」も無料で開けています。都内で飲食店営業か喫茶店営業の許可を持つ事業者が対象で、英語、中国語、韓国語、タイ語、フランス語の電話通訳と翻訳を24時間受け付けます。通話料は店で負担します。
食べられない材料を、品ごとに分けて示す
体質とは別に、宗教や考え方で口にしないものがあります。豚肉、アルコール、牛肉、肉そのもの。どれを避けている方かで見る欄が違うので、まとめずに品目ごとに分けて並べます。
調味料に入っているものは見落とします。みりんと料理酒、味噌やしょうゆの一部にはアルコールが含まれます。ゼラチンやラードのように、料理名からは読み取れない材料もあります。
同じ油で揚げ、同じ鉄板で焼いている場合は、そのことも書きます。材料を抜いても、器具を分けていなければ口にできない方がいます。できないことは、できないと書いておきます。
書き方は、品ごとに記号を付けて、面の下に記号の意味を並べる形にします。断り書きの文章を重ねるより短く済み、言語を増やしたときに訳し直す量も増えません。
飲食店の他の課題
飲食店のWeb制作
この話の続き
「外国のお客様に伝わらない」に関するよくある質問
どの表記から用意するか、とはどういうことですか?+
機械翻訳のまま出すと事故る語、とはどういうことですか?+
番号を振ると口頭で注文が成り立つ、とはどういうことですか?+
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