飲食店の「スマートフォンで見ると読みづらい」
をWebサイトで解決する方法
パソコンで作ったサイトを、そのまま小さい画面で見ている状態。文字が小さく、押したい場所が押しづらく、予約の前に閉じられます。この課題は、ホームページの設計で塞げます。制作費は10万円(税込)から、構成によって決まります。写真と原稿がそろっていれば2週間ほどで公開できます。
なぜ「スマートフォンで見ると読みづらい」が飲食店の課題になるのか
パソコン向けの並びをそのまま縮めると、文字も写真も押す場所も小さくなります。縮めるのではなく、小さい画面のために順番と大きさを決め直すのが組み直すということです。とくに効くのは順番で、パソコンでは右にあった予約の入り口が下へ落ちることがあります。指の腹で押せる大きさかも、あわせて見ます。
VOLTの解決アプローチ
画面の幅ごとに、何をどう並べるかを決め直します。縮めるのではなく、組み直します。
「スマートフォンで見ると読みづらい」解決のステップ
小さい画面で上から何が見えるか決める
店の名前、何の店か、押す場所。この3つが最初の画面に入るように順番を決め直します。
押せる大きさに直す
電話番号は押して掛けられる形に、予約の入り口は親指の届く場所に。WCAG 2.5.8 を下限に、44ピクセル以上を目安にします。
写真の重さを落とす
見え方を変えずに、届くまでの時間だけを短くします。最初の画面の写真を先に読み込む形にもできます。
縮めるのと、組み直すのは違う
パソコン向けの並びをそのまま縮めると、全部が小さくなります。文字も、写真も、押す場所も。指で広げないと読めない状態です。
組み直すというのは、小さい画面のために順番と大きさを決め直すことです。横に3つ並んでいたものを縦に積む、表を折り返す、余白を詰める。同じ中身でも、置き方が変わります。
とくに効くのは、順番です。パソコンでは右にあった予約の入り口が、縮めると下のほうへ落ちることがあります。スクロールしないと出てこない場所に、いちばん押してほしいものが行きます。
だから小さい画面では、上から何が見えるかを決め直します。店の名前、何の店か、押す場所。この3つが最初に見えるかを確かめます。
指で押せる大きさか
画面上のリンクやボタンは、指の腹で押せる大きさが要ります。文字だけのリンクが行間に詰まっていると、隣を押してしまいます。
電話番号は、押して掛けられる形にします。数字が文字として置いてあるだけだと、控えてから掛け直すことになり、そこで止まります。
予約の入り口は、指の届く場所に置きます。片手で持ったとき、親指が届くのは画面の下側です。上端に小さく置くと、持ち替えないと押せません。
アクセシビリティの基準(WCAG 2.5.8)は、押せる場所を最低24×24ピクセルと定めています。当社では44ピクセル以上を目安にしています。
写真の重さが表示を止める
料理の写真は、そのまま載せると1枚で数メガバイトになります。店の外にいる人は、電波の弱い場所で開くことがあります。
写真の枚数を減らすのではなく、同じ見た目のまま軽い形式に変換します。見え方は変えずに、届くまでの時間だけを短くします。
最初の画面に出る写真だけを先に読み込み、下のほうの写真はスクロールしてから読み込む形にもできます。開いた瞬間に見える部分が、いちばん早く出ます。
縦の長さも読みやすさのうち
小さい画面では、同じ中身でも縦に長くなります。パソコンで2画面ぶんだったものが、10画面を超えることがあります。下まで行く前に閉じられます。
だから、決めるのに要らないものを下げます。店の理念やこだわりの長い文は、読みたい人だけが開く形にします。畳んでおけば、そこを飛ばして先へ進めます。
見出しだけで中身が分かるようにもします。読まずに目で追う人が、自分に関係のある場所を見つけられます。
当社では、公開の前に実機で上から下まで通します。何画面あるか、どこで止まるかを見てから決めます。
電波の弱い場所で開かれる
店を探している人は、家の中にいるとは限りません。駅の地下、ビルの谷間、混んだ電車の中。電波が弱い場所で開かれることがよくあります。
そこで重い画面を出すと、表示される前に閉じられます。速さは、見た目の良さより先に効きます。
だから最初に出る部分だけを先に読ませます。店の名前、何の店か、押す場所。ここが出れば、残りは後から追いついても構いません。
動きのある演出も、最初の画面では抑えます。読み込みを待たせるものは、下のほうに置きます。
横に伸びるものを畳む
小さい画面ではみ出すのは、たいてい決まったものです。表、料金の一覧、長い品名、そして写真の並び。どれも横に伸びる形をしています。
表は、横に流して見られるようにするか、縦に積み直します。積み直すほうが読みやすいことが多いのですが、比べる目的の表は横に流すほうが分かります。
長い品名や英語の混じった文字列は、途中で折り返す指定をしておきます。指定が無いと、その1語のせいで画面全体が横に広がります。
公開の前に、いちばん狭い画面幅でも確かめます。当社では320ピクセルまで見て、はみ出しが出ないところまで詰めます。
片手で持ったまま最後まで行けるか
スマートフォンは片手で持たれます。親指が届くのは画面の下半分で、上端は持ち替えないと押せません。押してほしいものを上端だけに置くと、そこで一手増えます。
スクロールも親指でします。長い一覧を延々と送らせると、途中で止まります。区切りを入れて、どこまで来たかが分かるようにします。
文字を選んでコピーする場面もあります。住所や電話番号は、選びやすい形にしておきます。画像の中に書いてあると、選べません。
公開の前に、実際に片手で持って上から下まで通します。押しづらい場所は、そこで見つかります。
自分で確かめる4つの手順
直す前に、いまどう見えているかを店の側で確かめられます。使うのは、手元の端末と、ふだん使っていない古い端末の2つだけです。
1つめ。自分の端末で開いて、指で広げずに値段が読めるかを見ます。広げたくなった場所が、そのまま直す場所になります。品名より先に、値段の行で確かめます。
2つめ。通信の速度を落とす設定にするか、電波の弱い場所で開きます。最初の画面が出るまで待たされるなら、写真が重い場合が多くあります。
3つめは、GoogleのPageSpeed Insightsに自店のURLを入れて測ります。4つめは、家族の古い端末で開きます。新しい端末では出ない崩れが、ここで見つかります。
画像とPDFに文字を焼き込まない
読みづらさの多くは、文字の大きさではなく、文字が画像になっていることから起きます。紙のメニューを撮って1枚の画像で載せると、小さい画面では読み取れません。
画像の中の文字は、指で広げると粗くなります。選んで控えることもできません。住所や電話番号を書き留めたい方が、そこで手を止めます。
PDFで置く形も同じです。開くのに別の画面へ移り、紙の幅のまま出るので、横へ送りながら読むことになります。そのまま戻ってこない方が出ます。
品名と値段は、文字として置きます。読み上げの機能にも乗り、検索でも拾われます。写真は料理のほうに使い、文字は文字として並べます。
飲食店の他の課題
飲食店のWeb制作
この話の続き
「スマートフォンで見ると読みづらい」に関するよくある質問
いまのサイトを直せますか、作り直しですか?+
文字を大きくすれば済みますか?+
写真を減らさないと軽くなりませんか?+
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