飲食店のホームページ制作。要るページと、費用の決まり方
飲食店のホームページについて、費用の決まり方、要るページと機能、よくある失敗、制作会社の選び方までをまとめました。実際に店主から聞かれることだけを書いています。
この記事の要点
(最終更新: 2026年08月28日)- VOLTの制作費は10万円(税込)から。構成を決めた時点で総額が決まる
- 飲食店に必要な機能: 料理写真ギャラリー、ネット予約フォーム、メニュー・料金表
- よくある失敗: 料理の写真が暗い
- 成功のポイント: 料理は、湯気と焼き色が残っているうちに撮る
- 制作会社選びのチェック: 飲食店だけを扱っているか、他の業種のついでではないか
制度を調べるときの公式ページ(上の要点の出典ではありません)
01なぜ飲食店にホームページが要るのか
理由は4つ。上から順に、店主の手が離れる度合いが大きいものです。
なぜ飲食店にホームページが要るのか
理由は4つ。上から順に、店主の手が離れる度合いが大きいものです。グルメサイトの掲載料と送客手数料は、予約が増えるほど重くなります。店のサイトから直接入った予約には、送客手数料がかかりません。その分は店に残ります。ここでは、そのために何が要るかを順に見ていきます。
グルメサイトの手数料を削減できる
グルメサイトには月額の掲載料と、送客ごとの手数料がかかります。自社サイトで直接予約を受けた分には、この送客手数料がかかりません。いくら軽くなるかは、いまの掲載プランと契約内容によって変わります。まず今月の請求書で、掲載料と送客手数料を別々の額として書き出してみてください。
営業時間外の「今から行きたい」を受け取れる
電話でしか予約を受けていないと、閉店後や定休日に見つけた人は翌日まで待つことになります。サイトで席を押さえられる形にすると、その時間も予約として受け取れます。増える件数は業態と立地で変わるので、数字はお約束できません。
店の見せ方を、自分で決められる
グルメサイトは、どの店も同じ枠の中に収まります。自分のサイトなら、写真の大きさも並び順も店で決められます。産地や仕入れ、なぜその一皿を出しているのかも、字数を気にせず書けます。
地図と検索で、同じ情報が出る状態にできる
「地域名+ランチ」「駅名+居酒屋」で探されたときに、営業時間も定休日も価格も正しく出る状態にします。Googleビジネスプロフィールとサイトの情報を揃えておくことは、Googleが自ら挙げている要素のひとつです。検索の順位はお約束できません。
02飲食店のホームページに要るページと機能
5つ。先に効く順に並べています。
飲食店のホームページに要るページと機能
5つ。先に効く順に並べています。飲食店のホームページで、先に用意しておくものを並べます。どれから手を付けるかで、公開までの日数が変わります。
料理写真ギャラリー
飲食店は写真で選ばれます。何をどの角度で撮るかを先に決めておくと、あとから撮り直しになりません。明るさと色が揃っているだけで、同じ料理でも印象が変わります。
ネット予約フォーム
営業中は電話に出られません。閉店後や定休日にも、席を押さえられる場所が要ります。日時と人数だけで終わる形にしておくと、途中でやめられにくくなります。
メニュー・料金表
コースの総額が読めないと、電話で聞くしかありません。PDFを貼るとスマホでは拡大しないと読めないので、そのままページの中に組みます。
行き方と駐車場
Googleマップを埋め込むだけでは、車で来る人の判断がつきません。最寄り駅からの歩き方と、駐車場が何台あるか、近くのコインパーキングはどこかまで書いておきます。「行けるかどうか」を店に電話して聞く手間が消えます。
Googleの口コミの見せ方
食べたものの写真と一緒に書かれた口コミは、店が自分で書く紹介文より先に読まれます。Googleに付いた口コミをサイトにも出すか、返信だけを丁寧に続けるか。どちらにするかを先に決めておくと、あとで作り直しになりません。
03飲食店のホームページ制作費用
10万円(税込)から。何で動くかを5つに分けています。
飲食店のホームページ制作費用
10万円(税込)から。何で動くかを5つに分けています。VOLTの制作費
10万円(税込)から
飲食店のホームページ制作費は10万円(税込)からです。ページ数、写真と原稿がそろっているか、メニューの量と見せ方、予約をサイトの中で受けるか、公開後にご自身で書き換える範囲。この5つで決まります。構成を決めた時点で総額が決まります。
飲食店の費用の内訳を読むページ数
1枚で完結させるか、コースや宴会プランを分けて見せるか。品数が多い店ほどページが増えます。
写真と原稿の状態
使える写真と載せたい文章が手元にそろっていれば、そのぶん短く終わります。こちらで書き起こす範囲が増えると日数が増えます。
予約の受け方
電話とお使いの予約サービスへのリンクで足りるか、サイトの中で席や人数を選ばせるか。宴会の問い合わせを分けるかどうかでも変わります。
写真撮影
手持ちの写真を使う場合はかかりません。撮る場合は、料理の点数と店内の広さによって3万円〜8万円が目安です(東京23区内は出張費をいただきません)。
公開後にご自身で書き換える範囲
お知らせ・メニュー・休業日をご自身で更新する管理画面は制作費に含みます。ご自身で書き換える分に費用は発生しません。

04飲食店がやりがちな失敗
5つ。左が実際に起きていること、右がその手当てです。
飲食店がやりがちな失敗
5つ。左が実際に起きていること、右がその手当てです。飲食店のホームページ制作で多い失敗と、その手当てを並べます。
料理の写真が暗い
店を選ぶときに、いちばん見られるのは料理の写真です。暗い、ぶれている、色が実物と違う。この3つは、料理そのものより先に伝わってしまいます。
写真だけは撮る人に頼む、という選び方があります。自分で撮る場合は、昼の窓際の光で、白い皿に盛って撮ります。どこをどう撮るかは、作る側と一緒に決められます。
営業時間・定休日が古いまま残っている
サイトに古い営業時間が出ていると、来たのに閉まっていた、ということが起きます。そのまま口コミに書かれることもあります。
管理画面から営業時間を書き換えられる形にしておきます。年末年始と臨時休業は、決まった日にその場で直せるようにしておくと残りません。
予約フォームの入力するところが多い
名前、電話番号、メール、人数、日時、席の希望、アレルギー、来店の目的。並べるほど、途中でやめられます。片手でスマホを持って入力していることを前提に考えます。
入れてもらうのは「名前・電話番号・日時・人数」の4つまでにします。アレルギーや席の希望は任意にするか、予約を受けたあとの電話で確かめます。
インスタとサイトで、書いてあることが違う
インスタでは今日の限定メニューを出しているのに、サイトは去年のメニューのまま。どちらが本当か分からなくなります。
インスタの最新の投稿をサイトに自動で表示する形にするか、どちらか一方だけを更新の場所と決めて、もう一方はそこを見せるだけにします。
スマホで見たときに読めない
店を探す人は、たいてい移動中にスマホで見ています。パソコン向けに作ったサイトをスマホで開くと文字が小さく、電話番号も押しにくいので、そこで離れます。
スマホでの見え方を基準に作ってもらいます。発注のときに「まずスマホの画面で見せてください」と伝えると、途中で確かめられます。
飲食店のホームページで、よく起きること
飲食店のホームページで多い失敗は、グルメサイトの見た目をそのまま小さくした画面を作ってしまうことです。料理の写真を手元のスマホで撮ってそのまま載せる、営業時間を半年直さない、予約が電話番号だけ。この3つがそろうと、営業中は出られず、閉店後は受け取れません。直すのは、料理の写真をどう撮るかを先に決めること、席を押さえられる場所を画面の下に固定すること、Googleビジネスプロフィールとサイトの営業時間を揃えることの3つです。テイクアウトを始めるなら、デリバリー各社に払う手数料と、店で直接受ける場合の差を先に見ておきます。
発注前に確認すべき飲食店固有のチェックリスト
- 1料理の写真を、誰がどう撮るところまで決めてあるか
- 2席を押さえられる場所が、画面を開いてすぐのところにあるか
- 3Googleビジネスプロフィールとサイトで、営業時間が揃っているか
- 4テイクアウト・デリバリーの受け方が書いてあるか
- 5インスタの最新の投稿が、サイトにも出る形になっているか
05うまくいっている飲食店のサイトに共通すること
3つ。上から順に、着手しやすいものです。
うまくいっている飲食店のサイトに共通すること
3つ。上から順に、着手しやすいものです。店のサイトから直接予約が入っている飲食店に、共通して入っているものを並べます。
料理は、湯気と焼き色が残っているうちに撮る
湯気、とろけたチーズ、切った断面。出したてにしか無いものが写っていると、写真から味の見当がつきます。季節のメニューを出したら、そのたびに撮り足します。
どのページからでも、予約まで1回で進める
画面の下に予約と電話を固定します。電話番号は押すとそのままかかる形にします。メニューを見ている途中で決めた人が、探し直さずに済みます。
Googleビジネスプロフィールと同じ情報にする
営業時間、住所、電話番号を、サイトと地図で揃えます。ズレていると、どちらが本当か分からなくなります。検索の順位はお約束できません。
06制作会社の選び方(飲食店向け)
確かめること・聞くこと・その場で決めないこと。3つに分けています。
制作会社の選び方(飲食店向け)
確かめること・聞くこと・その場で決めないこと。3つに分けています。飲食店のホームページ制作を頼むときに、先に確かめておくところを並べます。
先に確かめるところ
頼む前に、こちらから確かめておくところです。
飲食店だけを扱っているか、他の業種のついでではないか
料理の写真を、誰がどう撮るところまで決めてくれるか
ネット予約の入れ方を具体的に出せるか(STORES予約、LINE連携など)
スマホでの見え方を基準に作ってくれるか
メニューを自分で書き換えられる管理画面を用意してくれるか
Googleビジネスプロフィールと情報を揃えるところまで見てくれるか
公開したあとの直しを、誰がいくらでやるかを先に示してくれるか
制作会社に聞くこと
打ち合わせの席で、そのまま読み上げて使えます。
予約の受け方と料理写真の決め方を、契約の前にどこまで詰めてくれますか?
ネット予約は何を使いますか。毎月かかる費用はいくらですか?
メニューの更新は自分でできますか。画面を見せてもらえますか?
Googleマップやグルメサイトとつなげられますか?
写真を撮る手配はしてもらえますか。金額はいくらですか?
公開したあとにメニューや営業時間を変えたいとき、誰が直しますか?
この言い方が出たら、その場で決めない
答えを持ち帰って、もう一社に同じことを聞いてください。
予約の受け方や写真の話が出ず、ページ数と金額の話だけで進む
「テンプレートなので安い」と言いながら、料理写真のレイアウトがイマイチ
予約機能について具体的な提案がなく「後から追加できます」と曖昧
スマホ対応が有料オプションになっている
月額管理費が、何に対する費用なのか説明されない
納品後の更新の費用を、契約前に金額で示してくれない
07飲食店のホームページ制作 よくある質問
6問。店主から実際に聞かれることだけを載せています。
飲食店のホームページ制作 よくある質問
6問。店主から実際に聞かれることだけを載せています。飲食店のホームページ制作にはいくらかかりますか?
VOLTの制作費は10万円からで、構成を決めた時点で総額が決まります。何ページ作るか、写真を撮るか、Web予約をサイト内で受けるかで動きます。Web予約への対応は制作費に含みます。
飲食店にホームページは本当に要りますか?
店のサイトから直接入った予約には、送客手数料がかかりません。月々いくら軽くなるかは、いまの掲載プランと送客の件数によって変わります。今月の請求書で、掲載料と送客手数料を別々の額として書き出してみてください。そこが判断の材料になります。
予約は何を使えばいいですか?
席数の少ない店なら、GoogleフォームやSTORES予約(無料のプランがあります)で足ります。席の管理まで含めるなら TableCheck、TORETA、LINE予約との連携があります。どれが合うかは、席数と宴会の受け方で変わります。
メニューの更新は自分でできますか?
管理画面から、メニュー名と価格と写真をご自身で書き換えられる形にします。この管理画面は制作費に含みます。書き換える分に費用はかかりません。
制作期間はどのくらいですか?
写真と原稿がそろっていれば、2週間ほどで公開できます。メニュー撮影から依頼する場合は、撮影日程の調整でもう少しかかります。開店日が決まっているなら、間に合う構成に絞る形でご相談ください。
グルメサイトとホームページは両方要りますか?
しばらくは両方を並べておく形をおすすめします。ひと月の予約のうち、店のサイトから直接入った分が何件かを毎月書き留めてください。その割合が動き始めてから、掲載プランの話をします。いきなり解約する必要はありません。
次に読むべき記事
関連ガイド
あなたのサイト、一軒ずつ設計します
飲食店だけを作っています。その業態に強い担当が、そのまま設計します。着手前のキャンセルであれば全額返金します。
30分
ひと続きです。
お店のことをうかがう
必要なページと機能を決める
費用と公開日の目安をお伝えする
帯が30分ひと続き、丸が進む順番です。三つを何分ずつに割るかは、お店によって変わるので決めていません。オンラインで、その場で契約は求めません。