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費用・相場

WordPress制作の費用相場|テーマ選び・保守費用まで徹底解説

WordPressサイト制作の費用を正しく理解するために

世界中のWebサイトの約43%が利用しているCMS「WordPress」。日本でも中小企業のコーポレートサイトからメディアサイト、ECサイトまで幅広く採用されています。しかし「WordPressなら安くできるのでは?」という漠然としたイメージだけで発注すると、思わぬ追加費用に悩まされるケースも少なくありません。

この記事では、WordPressサイト制作にかかる費用を「テーマ利用」「オリジナルデザイン」「フルカスタム」の3パターンに分けて詳しく解説します。さらに、テーマ選びのポイント、プラグイン費用、保守・運用にかかるランニングコストまで徹底的にカバーします。

制作費だけでなく、公開後の保守費用まで含めたトータルコストを正しく把握することで、無駄のないWeb投資が可能になります。これからWordPressでのサイト制作を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

WordPress制作費用の3つのパターンと相場

WordPressサイトの制作費用は、どこまで独自性を追求するかによって大きく変わります。2026年時点での一般的な費用相場を3パターンに分けてご紹介します。

パターン1:既存テーマ利用(5万〜30万円)

WordPressの既存テーマ(テンプレート)をベースに、ロゴや色、テキストをカスタマイズする方法です。最も費用を抑えられるパターンで、個人事業主や小規模ビジネスのスタートアップに適しています。

この価格帯の内訳としては、テーマ購入費が無料〜2万円程度、初期設定・カスタマイズが3万〜15万円、コンテンツの流し込みが2万〜10万円というのが一般的です。テーマのデモサイトに近いデザインであれば工数が少なく済みますが、「テーマを使っているのに大幅なデザイン変更を依頼する」と工数が跳ね上がるため注意が必要です。

この方法のメリットは、制作期間が2〜4週間と短く、費用も低く抑えられること。一方で、他のサイトとデザインが似てしまう、テーマのアップデートに依存する、細かいカスタマイズに限界があるといったデメリットもあります。

パターン2:オリジナルデザイン(30万〜100万円)

企業のブランドイメージに合わせて一からデザインを起こし、WordPressに組み込む方法です。中小企業のコーポレートサイトや、ブランディングを重視するビジネスに最適なパターンです。

費用の内訳は、ディレクション・ヒアリングに5万〜15万円、デザイン制作に10万〜30万円、コーディング・WordPress化に10万〜30万円、テスト・修正に5万〜15万円が一般的です。10ページ前後の企業サイトであれば50万〜80万円がボリュームゾーンになります。

オリジナルデザインの場合、デザイナーとのやり取りに2〜3回の修正が含まれることが多いですが、修正回数が増えると追加費用が発生することがあるため、事前にデザインの方向性をしっかりすり合わせておくことが重要です。

パターン3:フルカスタム開発(100万〜300万円以上)

独自のプラグイン開発、外部システムとの連携、会員機能や予約システムなど高度な機能を含むWordPressサイトです。大規模なメディアサイトや、特殊な業務フローに対応するサイトが該当します。

この価格帯では、要件定義だけで10万〜30万円、カスタムプラグイン開発で20万〜100万円以上かかることも珍しくありません。API連携や独自のデータベース設計が必要な場合はさらに高額になります。制作期間も3〜6ヶ月と長期化する傾向にあります。

フルカスタムを検討する際は、「本当にWordPressが最適なのか」から考えることも大切です。要件によっては、Laravelなどのフレームワークや、Next.js + ヘッドレスCMSの構成のほうが適切な場合もあります。

テーマ選びのポイント:無料テーマvs有料テーマ

WordPressのテーマは数千種類以上あり、無料・有料の選択は制作費全体に影響します。正しい選び方を知っておくことで、費用を最適化できます。

無料テーマの特徴と注意点

WordPress公式ディレクトリには1万以上の無料テーマが登録されています。代表的なものとして「Cocoon」「Lightning」「Flavor」などがあります。無料テーマのメリットは初期費用がゼロであること。しかし、以下の点に注意が必要です。

  • カスタマイズの自由度が低い:デザインの変更範囲が限られ、CSSの直接編集が必要になることが多い
  • サポートが限定的:問い合わせ対応やドキュメントが不十分な場合がある
  • 更新が止まるリスク:開発者がメンテナンスを継続しない場合、セキュリティリスクが高まる
  • 機能が最小限:有料テーマで標準搭載の機能が別途プラグインで必要になる

無料テーマは「とりあえずWebサイトを持ちたい」「自分でカスタマイズできるスキルがある」という場合に有効です。制作会社に依頼する場合は、カスタマイズ工数を考えると有料テーマのほうが結果的に安くなるケースもあります。

有料テーマの特徴と費用感

日本向けの有料テーマとしては「SWELL(17,600円)」「SANGO(14,800円)」「JIN:R(19,800円)」「AFFINGER6(14,800円)」などが人気です。海外テーマでは「Astra Pro」「Divi」「Avada」なども広く使われています。

有料テーマは1万〜3万円程度の投資で、洗練されたデザイン、豊富なカスタマイズオプション、充実したサポート、継続的なアップデートが得られます。特にSEO対策が標準で組み込まれている点は、長期的に見て大きなメリットです。

テーマ選びで最も重要なのは「自社のサイト目的に合っているか」です。ブログメディアならSWELLやJIN:R、コーポレートサイトならLightning ProやSnow Monkey、ECサイトならWooCommerce対応テーマというように、用途に応じた選択が必要です。

見落としがちなプラグイン関連費用

WordPressの強みであるプラグイン(拡張機能)ですが、有料プラグインの費用は見積もりに含まれていないことも多いため注意が必要です。よく使われる有料プラグインの費用感をまとめます。

主要な有料プラグインの年間費用

  • セキュリティ対策(Wordfence Premium等):年間約12,000〜15,000円
  • バックアップ(UpdraftPlus Premium等):年間約10,000〜12,000円
  • SEO対策(Yoast SEO Premium等):年間約14,000〜15,000円
  • フォーム作成(Gravity Forms等):年間約8,000〜40,000円(ライセンスによる)
  • ページビルダー(Elementor Pro等):年間約7,000〜25,000円
  • 多言語対応(WPML等):年間約5,000〜12,000円

無料のプラグインでも基本機能は十分に使えるものが多いですが、ビジネスで本格的に運用する場合は有料版のほうが安心です。特にセキュリティとバックアップに関しては、無料版の機能では不十分なケースがあります。

プラグインは入れすぎるとサイトの表示速度が低下するため、本当に必要なものだけを厳選することが重要です。目安として、プラグインは15〜20個以内に収めるのが理想です。

プラグインの「隠れたコスト」に注意

プラグイン同士の相性問題(コンフリクト)が発生した場合、その解決に追加の技術費用がかかります。また、WordPressやPHPのバージョンアップに伴い、プラグインが動作しなくなるリスクもあります。こうした技術的なトラブル対応費用も、年間の運用コストとして見込んでおく必要があります。

保守・運用にかかるランニングコスト

WordPressサイトは「作って終わり」ではありません。公開後の保守・運用費用を把握しておかないと、長期的なコスト計画が立てられません。ホームページの費用相場の記事でも解説していますが、ここではWordPressに特化した保守費用を詳しく見ていきます。

月額保守費用の相場

  • 最低限の保守(月額5,000〜10,000円):WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート、定期バックアップ、稼働監視
  • 標準的な保守(月額10,000〜20,000円):上記に加え、セキュリティ監視、月次レポート、軽微な修正対応(月2〜3回)
  • 手厚い保守(月額20,000〜30,000円):上記に加え、コンテンツ更新代行、アクセス解析レポート、改善提案、優先サポート

保守契約を結ばずに放置しているWordPressサイトは、ハッキングのターゲットになりやすいという現実があります。WordPress公式の統計によれば、セキュリティ被害を受けたサイトの多くが、本体やプラグインを長期間アップデートしていなかったことが原因とされています。

サーバー・ドメイン費用

WordPress用のレンタルサーバーは月額500〜3,000円程度が一般的です。代表的なサービスとして、エックスサーバー(月額990円〜)、ConoHa WING(月額652円〜)、さくらのレンタルサーバ(月額500円〜)などがあります。ドメインは年間1,000〜5,000円程度で、「.com」なら年間1,500円前後、「.jp」なら年間3,000円前後が目安です。

セキュリティ対策にかかる費用

WordPressは利用者が多い分、攻撃のターゲットにもなりやすいCMSです。適切なセキュリティ対策にはコストがかかりますが、被害を受けた際の損害と比べれば必要な投資です。

基本的なセキュリティ対策費用

SSL証明書は現在多くのレンタルサーバーで無料提供されていますが、企業認証SSL(OV SSL)やEV SSLが必要な場合は年間3万〜15万円かかります。WAF(Web Application Firewall)の導入は、サーバー標準搭載のものなら無料ですが、専用のクラウドWAFを利用する場合は月額数千〜数万円の費用がかかります。

マルウェアスキャン・除去サービスは、予防的に契約する場合は年間2万〜5万円程度。感染後に緊急対応を依頼すると、5万〜20万円の費用が発生することもあります。「転ばぬ先の杖」として、予防的なセキュリティ投資を行うほうが結果的にコスト削減になります。

セキュリティ被害時の損害例

実際にWordPressサイトがハッキングされた場合、サイト復旧に10万〜50万円、顧客データ漏洩時の対応に数百万円以上の費用がかかるケースもあります。さらに、Googleの検索結果から一時的に除外される「ペナルティ」を受けると、SEOの回復に数ヶ月を要します。保守契約の月額費用と比較すれば、予防コストの妥当性は明らかです。

VOLTのWordPress制作サービスについて

VOLTのWordPress制作では、テーマ利用のシンプルなサイトからオリジナルデザインの本格的なサイトまで、お客様のご予算と目的に合わせた最適なプランをご提案しています。

制作費用には、レスポンシブ対応、基本的なSEO対策、お問い合わせフォームの設置、公開後の操作マニュアル提供が標準で含まれています。保守・運用プランもご用意しており、WordPressのアップデートやバックアップを安心してお任せいただけます。

「WordPressで制作したいけど、どのパターンが自社に合うのかわからない」という方も、まずは無料見積もりからお気軽にご相談ください。ご要件をヒアリングした上で、最適なプランと費用感をご提示いたします。

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