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費用・相場

飲食店のホームページに使える補助金の探し方と、確かめる先

著者: VOLT編集部(株式会社Mycat。飲食店のホームページだけを作っています)

補助金の記事は、書いた時点から古くなります。

飲食店のホームページに使える補助金を調べると、制度名と金額が並んだ記事がいくつも出てきます。読むときに気をつけることが一つあります。それらの多くは、書かれた時点の情報だということです。

この種の制度は、年度ごとに中身が変わります。対象になる経費、上限、申請の受付期間、必要な書類。去年と同じ名前の制度でも、要領が別のものになっていることがあります。すでに締切が過ぎているものもあります。制度名で覚えて動くと、その分だけ遠回りになります。

だからこの記事では、制度名も金額も書きません。書いた瞬間に古くなるからです。書くのは、どこで確かめるかと、申請の前に店の側で決めておくことの二つです。

確かめる先は、三か所で足ります。

まとめ記事ではなく、公式の情報にあたります。飲食店の場合、見る先は三つです。

  • 国の制度は、中小企業庁のサイトで確かめます。
  • 制度を横断して探すなら、中小機構が運営するJ-Net21に支援制度の検索があります。
  • 地域の制度は、店のある市区町村の公式サイトと、地元の商工会議所です。商工会議所は日本商工会議所のサイトから辿れます。

市区町村の制度は、国のものより見つけにくい代わりに、対象が狭いぶん自分の店が当てはまることがあります。「市区町村名 商工 補助金」で公式サイトを探すのが早いです。

そして、公募要領そのものを開いておきます。まとめ記事の要約ではなく、本文のほうです。ホームページの制作費が対象に入っているかどうかは、そこにしか書いていません。

使えるかどうかは、店の側の条件で決まります。

制度ごとに条件は違いますが、確かめる項目は毎回だいたい同じです。要領を開いたら、この順に見ます。

  • 対象になる事業者の条件。業種、従業員数、開業からの年数など。
  • 対象になる経費に、ホームページの制作費が入っているか。写真の撮影費、サーバー代、ドメイン代が入るかどうかは制度で分かれます。
  • 申請の受付期間と、事業をやってよい期間。
  • いつ申請して、いつ発注してよいか。制度によっては、申請より前に発注したものは対象外という決まりがあります。ここを読み違えると、作ったあとで対象外だったと分かります。
  • 必要な書類。見積書、事業の計画、確定申告の書類など。
  • いつ受け取れるか。事業が終わって報告を出したあとになる制度もあります。

飲食店の場合、事業の計画に書くのは、席数と客単価をどう動かすかです。宴会の予約を電話だけで受けている居酒屋なら、営業中に取れなかった問い合わせの話が出発点になります。焼肉店なら、写真で肉の見え方が変わることを書きます。ホームページを何のために作るのかが、その一行で決まります。

読んで分からないところは、商工会議所や、市区町村の商工の窓口で聞けます。無料で相談を受けているところが多く、地域の制度にも詳しいです。

調べる時間が取れないときは、地元の商工会議所に一度行くのが早いです。国の制度と地域の制度を並べて見てくれるところが多く、書類の書き方まで聞けます。営業時間の合間に一度寄れば、そこで大枠が決まります。

申請の前に、サイト側で決めておくことがあります。

申請には、たいてい見積書が要ります。見積書を出すには、何を作るかが決まっている必要があります。ここが決まらないまま締切が来る。これがいちばん多い止まり方です。

先に決めておくと早いのは、この五つです。

  • 何ページ作るか。宴会のページを分けるか、メニューと料金を一枚にまとめるか。
  • 写真を撮り直すか。撮る場合、料理を何点撮るか。
  • 予約をどう受けるか。いま使っている予約サービスと連携させるか。
  • ドメインとサーバーを、誰の名義で契約するか。
  • 見積書の宛名と、内訳をどの粒度で分けるか。制度によっては、対象になる経費とならない経費を分けて書く必要があります。

料理の撮影費や、予約を受ける仕組みの費用が対象に入るかどうかも、制度で分かれます。メニューの写真を撮り直す前提で組むなら、そこが対象かどうかを先に見ておきます。公開の時期も決めておきます。制度によっては、事業をやってよい期間の中に公開日が入っている必要があります。

この五つが決まっていれば、見積書はすぐ出せます。何が金額を動かすかは料金のページに書きました。

補助金が下りる前提で、話を進めないほうが安全です。

補助金は、申請すれば通ると決まっているものではありません。通った場合にだけ作る、という組み方にしておくと、落ちたときに何も残りません。締切に合わせて急いだぶん、店の中の材料もそろわないままになります。

勧めているのは、逆の順番です。補助金が無くても作る価値があるかどうかを先に決めます。そのうえで、通ったら写真の撮影を足す、ページを増やす、というように上乗せの部分に充てます。落ちても、作る中身は変わりません。

撮影を依頼される場合は、料理の点数と店内の広さによって3万円から8万円が目安になります。東京23区内は出張費をいただいていません。ここは上乗せに向くところです。

締切に追われて構成を決めると、あとから直すことになります。直す手間のほうが、受け取れる額より重くなることもあります。

補助金の有無にかかわらず、金額の決まり方は同じです。

補助金を使う場合も使わない場合も、金額の出し方は変えていません。制作費は、トップページ1枚だけなら10万円(税込)から、7ページくらいの構成で25万円(税込)から。何を作るかで決まります。構成を決めた時点で総額が決まり、修正は3回まで無料です。

写真と原稿がそろっていれば2週間ほどが目安になります。月額の管理費や、予約一件ごとの送客手数料もありません。かかり続けるのは、サーバー代とドメイン代だけです。

制度に合わせて金額を動かすことはしません。動かすと、要領に書く内訳と実際が食い違います。

うちの店だと、どこから確かめるか。

業態も、地域も、いま出せる書類も店ごとに違います。制度を選ぶ前に、何を作るかを決めてしまったほうが、結果として早く動けます。

30分いただければ、何ページで組むか、写真をどうするか、見積書をどの粒度で出すかをその場でお伝えします。申請そのものの代行はしていませんが、要領に合う形の見積書は出せます。

オンラインで30分、無料です。その場で契約は求めませんし、後日の営業電話もしません。30分の無料相談で、まず何を作るかから決めましょう。

よくある質問

どの補助金が使えるか、教えてもらえますか。

制度の内容は年度ごとに変わるので、こちらから制度名や金額を断定することはしていません。中小企業庁のサイト、J-Net21の支援制度検索、店のある市区町村の公式サイトと商工会議所。この三か所で、公募要領そのものを開いて確かめてください。商工会議所の窓口では、地域の制度も並べて教えてもらえます。

申請に使う見積書は出してもらえますか。

出せます。何ページ作るか、写真を撮るか、予約をどう受けるかが決まっていれば、内訳を分けた見積書を作れます。制度によっては対象になる経費とならない経費を分ける必要があるので、要領の該当箇所を見せていただければ、その形に合わせます。宛名の書き方も、要領に合わせて出します。

補助金が通ってから発注したほうがいいですか。

制度によって決まりが違います。申請より前に発注したものは対象外、という要領もあります。公募要領の本文で確かめておいてください。分からないときは、商工会議所や市区町村の商工の窓口で聞けます。無料で相談を受けているところが多いです。締切から逆算して、確かめる時間を先に取っておきます。

料金・納期・進め方など、記事に関係なくよく聞かれることは よくある質問 にまとめてあります。

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