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基礎知識

飲食店が初めてホームページを作るとき、先に決めておく5つのこと

著者: VOLT編集部(株式会社Mycat。飲食店のホームページだけを作っています)

何を用意すればいいか分からない、が最初の詰まりどころです。

ホームページを作ろうと決めたあと、次に何をすればいいのかが分からない。飲食店の店主から最初に出てくる言葉です。制作会社に連絡すると打ち合わせの日程を聞かれますが、その打ち合わせで何を話すのかが分かりません。この記事は、相談の前にそろえておくと話が早くなるものを、5つに絞って書きました。

この5つは、そのまま見積もりの中身にもなります。決まっているものが多いほど金額も納期も動きにくくなり、決まっていないものが多いほど、打ち合わせの回数が増えます。

逆に言えば、この5つ以外は決めなくて構いません。色も、ページの並びも、文章の言い回しも、相談の中で一緒に決められます。先に悩む必要はありません。

一つ目は、いま手元に写真が何枚あるかです。

まず、スマホの中を見てください。料理の写真、店内の写真、外観の写真。日々撮っているものが、そのまま使えることがあります。湯気が上がった瞬間や、焼き台の手元のような写真は、あとから撮り直せません。

足りないと分かってからでも間に合います。撮影を頼む場合の目安は3万円から8万円です。料理の点数と店内の広さで変わります。東京23区内なら出張費はかかりません。

数え方は簡単です。料理はコースと看板の品を中心に、店内は席の種類ごとに1枚ずつ、外観は昼と夜で1枚ずつ。この形にして、足りない枠がどれかを見ると、撮影が要るかどうかが分かります。

すぐに撮り足せるものもあります。外観の夜の写真、席に座った目線の写真、看板の品を上から撮った写真。この3枚は、店を閉めたあとに自分で撮れます。

写真と原稿がそろっていれば、2週間ほどで公開できます。逆に、撮影の日程が決まらないまま進むと、そこで止まります。まずは何が足りないかを数えるところからです。どこをどう撮るかは写真の話に書きました。

二つ目は、メニューと値段が今のものかどうかです。

紙のメニューを1枚、写真に撮っておいてください。それで足ります。打ち直す必要はありません。

確かめてほしいのは、その値段が今のものかどうかです。仕入れが上がって値段を直したのに、紙が古いままという店は珍しくありません。サイトに載せた値段と店の値段が違うと、会計のたびに説明する手間が増えます。

コースがあるなら、品数、時間、飲み放題の有無、税込の総額。この4つを書き出しておきます。ここがそろっていないコースは、宴会を探している幹事の比較から先に外れます。ランチをやっているなら、ランチの時間と値段も別に要ります。

値段の書き方も先に決めておきます。税込か税抜きか。サービス料やチャージがあるなら、それをどこに書くか。ここが曖昧なままだと、会計での説明が増えます。

三つ目は、営業時間と休みの書き方です。

開店と閉店の時刻だけでは足りません。ラストオーダーが何分前か。昼と夜で分かれているなら、その間の休憩時間。定休日が不定休なら、どこで知らせるか。

業態ごとに、書いておくと問い合わせが減るものがあります。ラーメンや定食ならスープ切れでの早じまい。ベーカリーなら焼き上がりの時間。バーなら、何時からが本来の時間帯なのか。居酒屋なら、年末年始と貸切の日の扱い。

年に何回、臨時に変わるかも思い出しておいてください。多い店ほど、自分で直せる形にしておく価値があります。ここは5つ目の話とつながります。

Googleビジネスプロフィールにも営業時間を出しているなら、そちらと同じ内容にします。店名で検索した人が最初に見るのは、たいていそちらです。検索の順位そのものは約束できませんが、出ている情報とサイトの情報を一致させることはできます。

四つ目は、予約をどう受けるかです。

いま予約をどこで受けているかを書き出します。電話だけなのか。グルメサイト経由も入っているのか。予約サービスを使っているなら、その名前と、台帳をどう見ているか。

そのうえで決めるのは、Web予約を足すかどうかです。手が離せない時間に鳴った電話と、閉店後の「今から行きたい」を受け取れるようになるのがWeb予約です。ただ、席数が少ない店や、当日の入りで席を決めている店は、電話のほうが早いこともあります。カウンター中心のバーのように、そもそも予約を取らない店もあります。

すでに使っている予約サービスがあれば、そのまま連携させて二重管理を避けます。詳しくは予約の受け方の話に書きました。

予約を受ける時間帯も決めます。当日の予約をWebで受けるのか、前日までにするのか。当日分をWebで受けると、開店直後に確認する手間が増えます。席数と回し方で、答えは変わります。

五つ目は、公開したあと誰が書き換えるかです。

ここを決めずに作ると、公開した月から止まります。営業時間の変更、季節のメニュー、臨時休業。この3つは、どの店でも出てきます。

決めるのは2つです。誰が触るか。どこまで触れる形にするか。店主が開店前にスマホから直すのか、ホールの方に任せるのか。全部を触れるようにするのか、お知らせと営業時間だけにするのか。触れる範囲が広いほど作りは複雑になるので、ここは金額の動くところでもあります。

月額の管理費はいただきません。予約が入っても、送客手数料はかかりません。毎月出ていくのは、ドメイン代とサーバー代の実費だけです。

更新の手が無い店もあります。その場合は、更新しなくても古くならない作りにします。日付の出る欄を置かない、季節の品を載せない。それも一つの決め方です。

うちの店だと、どこまで決まっているか。

5つ全部がそろっている店は、あまりありません。写真はあるけれどメニューが古い。予約の受け方が決まっていない。それで構いません。決まっていないものがどれかさえ分かっていれば、相談の30分で埋められます。

制作費は、トップページ1枚だけなら10万円(税込)から、7ページくらいの構成で25万円(税込)から。何を作るかで決まります。構成を決めた時点で総額が決まります。何で金額が動くかは費用の考え方にまとめました。

30分の無料相談では、この5つを一緒に埋めていきます。オンラインで30分、費用はかかりません。まだ何も決まっていない状態からで大丈夫です。その場で契約を求めることも、後日お電話することもありません。

よくある質問

写真がスマホで撮ったものしかありません。それでも作れますか。

作れます。日々撮っている料理や店内の写真が、そのまま使えることがあります。湯気の上がった瞬間や焼き台の手元は、あとから撮り直せない種類のものです。足りない分だけ撮影を足す形にもできます。撮影を頼む場合は3万円(税込)からで、料理の点数と店内の広さで変わります。東京23区内は出張費がかかりません。

打ち合わせは、何回くらいありますか。

決まっているものが多いほど少なくなります。写真、メニューと値段、営業時間、予約の受け方、更新する人。この5つがそろっていれば、30分の相談で構成まで決まることがあります。構成を決めた時点で総額が決まります。写真と原稿がそろっていれば、2週間ほどで公開できます。

開店前でも相談できますか。

できます。むしろ開店前のほうが、写真の撮り方から一緒に決められます。開店の告知は1ページで足りますが、開いた翌日からメニューや席の情報が要るようになります。最初からサイトとして組んでおいて、開店の日が過ぎたらそのページをお知らせに変える形にすると、あとで作り直す工程が残りません。

料金・納期・進め方など、記事に関係なくよく聞かれることは よくある質問 にまとめてあります。

次に読むもの

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